2019年05月01日
すすき牧場 むなかた牛カレー 販売者:株式会社Prairie Cattle 製造者:株式会社飛騨ハム
ゼロです。
福岡を旅したとき、道の駅・むなかた 宗像市観光物産館に寄りました。
そこで、高額な缶詰カレーを発見。値段は、なんと一缶2,160円!最初見たときは『こんな値段の高いカレー、誰が買うか!』とちょっと怒り気味で通り過ぎました.
『もしかして、とても美味しいかもしれない。カレー好きとしては、通り過ぎることは出来ない!』と戻って買いました。一つあたりの金額としては、最高ランクの値段です。ただ、内容量430gなので、二人前と考えると、一人あたり1,080円となります。それでも高額ですね。
随分自信のありげな値段とポップなので、ゼロとしては値段の価値があるか、厳しく審査させてもらいます。
ちなみに、別のコーナーでリーズナブルなレトルトも発見。買っておきました。
缶詰カレーを見ると、ゲゲゲの女房を思い出します。水木しげる(向井理)が原稿料を手にして、『ちょっと贅沢しよう。缶詰カレーは高いが旨いぞ』と言って食べるシーンがありました。
う~ん、製造が岐阜県飛騨というのが引っかかりますね。宗像にカレーを缶詰にする技術の会社が無いのなら仕方ないでしょうが、福岡から岐阜に依頼するのは遠すぎませんか?大阪あたりには、しっかりしたレトルト技術を持った工場があるはずですが。缶詰にこだわってるなあ。
缶を開けると、カレーの良い香りはしません。温めたらどうなるのかな?
漂うのは、カレーのスパイシーさよりもワイルドな肉の香りです。
とろりとして、黄土色のルーです。食べてみると、苦味のある濃い味です。独特な風味があって、原材料を見ると、酒粕かな?と思いました。
肝心の牛肉ですが、大きさは申し分ないです。もしかしたら、この大きさを大事にするためにレトルトパックではなく、缶詰にしたのでしょうか。
食べてみると、なかなか弾力があります。肉汁がルーに出てしまったようで、肉の繊維質が気になります。
よく頑張ったカレーですね、とコメントしたいのですが、2千円を超える高額で自信タップリですから、辛口で言わせて貰います。牛肉の良さが活かされていません。宗像牛のプライドはどうした?と疑ってしまいます。
ゼロの好み度は、こんな感じです。